どうも!税理士の坂井です。
皆さん、扶養控除、ちゃんと使えてます?
放っておいたら税金で大損しますからね。扶養控除を使いこなせば、節税どころか家計が随分と楽になる可能性もあるんですよ。
今回は、そんな扶養控除を上手に使うためのテクニックを解説します!
1. 扶養控除の基本ルールをおさらいしよう!
扶養控除っていうのは、家族を扶養していると税金が安くなる制度です。これ、知ってるか知らないかで、納税額がめちゃくちゃ変わりますんで。
適用される人はこんな人!
1. 生計を共にする家族を扶養している。
2. 扶養している家族の年収が一定以下(例: 配偶者なら48万円以下)。
控除額はこんな感じ!
• 扶養控除(一般):38万円
• 特定扶養控除(19~22歳):63万円
• 配偶者控除:38万円~48万円(所得によって変動)
これは使っとかんとまずいでしょ?
2. 扶養控除を上手に使う3つのテクニック
さぁ、ここからが本番!扶養控除をどう活用するか、そのテクニックをお伝えします。
テクニック1: 家族の年収をチェック!
扶養控除は、家族の年収が条件に収まっているかがポイント。これ、たまーに「え、ちょっと働きすぎて年収オーバーしてたわ」ってことになるんですよ。
• 配偶者の年収が103万円以下なら控除対象(※将来的には給与所得控除を加味すると150万円以下までOKになるかも!)
• 子どもや親の場合も、年収48万円以下が基本ライン。
ポイント:アルバイトやパートの収入は、早めに把握!「いつの間にかアウト」が一番ダメです。
テクニック2: 「配偶者控除」と「配偶者特別控除」を使い分ける
配偶者控除と配偶者特別控除、違いを知ってますか?これ、意外と混乱ポイントなんですよ。
• 配偶者控除:配偶者の所得が48万円以下の場合に適用。
• 配偶者特別控除:配偶者の所得が48万円超~133万円以下の場合に適用(2024/12月時点)
要するに、収入が少し多めの配偶者でも節税できるんです!これ知らずに特別控除を使ってない人、意外と多いですよ。配偶者控除の103万円の壁ばかり取り上げられてますからね。
テクニック3: 「特定扶養控除」で学生をガッツリ扶養!
19~22歳の学生がいる家庭は、特定扶養控除が使えます。これ、普通の扶養控除より控除額が大きいので超お得!
• 控除額:63万円(一般の扶養控除38万円に比べて高額!大学生や専門学生はお金かかるから!)
• ポイント:ただし、子どもの年収が103万円以下であることが条件(※改正で2025年から150万円に引き上げ予定!)
学生がアルバイトをしても親の扶養を外れないラインを確認しておくのが大事ですね。
ぬ3. これも押さえて!扶養控除の注意点
注意点1: 二重取りはダメ!
扶養控除は1人の家族につき1人の納税者しか適用できません。夫婦で「俺が控除する!」「いや、私が!」ってバトルにならないように。「じゃあ離婚する!」とかならないよう冷静に落ち着いて話し合いましょう。
注意点2: 書類の不備に注意!
年末調整や確定申告のときに、扶養控除申告書をしっかり提出してください。不備があると控除が受けられません。確定申告はとにかく書類の保管か気をつけてください。扶養控除だけの話ではなく。
4. 扶養控除を使えばこんなに節税できる!
ここで、ちょっと具体例。扶養控除をうまく使った場合、どれだけ節税になるかをざっくり計算してみます:
• 扶養控除38万円の場合、所得税率10%の人なら3.8万円の節税!
• 特定扶養控除63万円なら、なんと6.3万円の節税!
この数字、控除を知らなかった人にはびっくりですかね?
5. まとめ:扶養控除、これだけ知ってればOK!
扶養控除は、知識があれば簡単に使える節税テクニックです。以下のポイントを押さえておきましょう:
1. 家族の年収を早めにチェック!
2. 配偶者控除・特別控除をフル活用!
3. 特定扶養控除で学生の扶養を忘れずに!
これであなたも扶養控除マスターになったでしょう!次回の記事では、「年末調整で損しない方法」をお届けしますのでお楽しみに!
ではでは、税理士 坂井でした〜
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