『脱・税金のギモン』

~読んで得するお金と税金の話~

どうも!税理士の坂井です。

んーー、税金って高くないすか。「給料からこんなに引かれてんの?」とか、「あれ、ボーナスほとんど消えてない?」なんて思ったこと、ありません?まぁ、税金より社会保険の方が大きいんですけどね(このあたりはまたおいおいお話しします)

話戻しますが、その税金、ちゃんと節税の基本を押さえれば、まだまだ減らせる可能性があるんです。

今回は、「税金高いな~」って思ってる人に向けて、今すぐ実践できる節税の基本テクニックをわかりやすくお伝えします!

1. 節税の基本、その前に:税金が高く感じる理由とは?

まず、税金が高く感じる原因を整理しておきましょう。

主な原因はこれだ!

1. 所得税と住民税の負担感

 収入が上がると、税率が上がる「累進課税制度」で負担が増えます。収入に応じて税金が増えるという仕組みですね。

2. 控除や減税を活用していない

 節税のチャンスを知らないままスルーしている可能性が大いにあり

3. 税金の仕組みがわかりにくい

 自分が払っている税金の中身を理解していないと、「なんでこんなに引かれてるの?」って思うんですよね。

2. 節税の基本3ステップ

では、本題!節税を始めるために押さえておきたい3つの基本テクニックを紹介します。

ステップ1: 控除をフル活用せよ!

税金を減らすための「控除」、ちゃんと使いこなしてますか?控除を活用するだけで、課税対象額をグッと減らせます。以前に控除の話をしていますので参考にしてみてください。

医療費控除:年間の医療費が10万円(または総所得の5%)を超えたら申請可能。

生命保険料控除:保険料を支払っている人は忘れずに申告を。

ふるさと納税:寄付額から自己負担2,000円を引いた額が控除対象に(これは使っておきたい)

ポイント: 自分が使える控除をチェックして、忘れずに申請すること。

ステップ2: 経費を賢く使おう!(個人事業主向け)

個人事業主や副業をしている人は、経費計上が節税のカギです。

家賃や光熱費の一部(家事関連費):自宅を仕事場として使っている場合は経費に!ただし、好き勝手経費に計上していいわけではありません。合理的な計算のもと可能です。

交通費や通信費:仕事に関係する出費はしっかり記録。

交際費:仕事のための飲食代も経費に含められることがあります。詳細はまた後日取り上げます。

注意: 私的な支出を経費として計上するのはNG!ルールを守って賢く使いましょう。

ステップ3: 税制優遇制度を見逃すな!

政府が提供している税制優遇制度を使うと、簡単に節税が可能です。

iDeCo(個人型確定拠出年金):掛金が全額所得控除に。将来の年金対策にも

NISA(少額投資非課税制度):投資の運用益が非課税になるかなりお得な制度。

住宅ローン控除:マイホーム購入者は年末残高の1年0.7%が控除されます。

これらを知らずにスルーしてると、本当に損しますよ!

3. 知っておきたい節税の注意点

節税はやりすぎるとトラブルの元!以下のポイントに注意してください。

虚偽の申告は絶対NG

 「これ経費っぽいよね?」で計上するのは危険。税務署の調査でバレます。

節税のつもりが「税逃れ」にならないように!

 節税と脱税は紙一重。正しい知識で適切に対処しましょう。

控除を見逃さない!

 申告しないと控除は適用されないので、毎年忘れずに確認を!

4. 実践!今日からできる節税チェックリスト

1. 自分が使える控除をリストアップする(医療費控除、生命保険料控除など)。

2. iDeCoやふるさと納税などの税制優遇を活用してみる。

3. 副業や個人事業主の場合、経費をしっかり記録する。

まとめ:節税は知識があれば怖くない!

税金が高いと感じたら、まずは今回紹介した「控除」「経費」「税制優遇」を見直してみましょう。意外と簡単に税負担を軽くできるかもしれませんよ!

ではでは、税理士 坂井でした〜

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