どうも!税理士の坂井です。
さぁ、年末が近づいてきましたね~。年末といえば、紅白?忘年会?違います。
「年末調整」ですね。
でもね、聞こえてきますよ。「何それ?会社が勝手にやるやつでしょ?」とか、「出したことないけど、大丈夫でしょ?」なんて声が。んやんや、そんな甘いもんじゃないんです。年末調整、知らなきゃ損することだらけなんです!
今回は、そんな「年末調整で損しない方法」を、わかりやすく解説していきます。
1. 年末調整って何のためにやるの?
年末調整ってね、簡単に言うと1年間の税金の清算なんです。会社が「あなた、今年これだけ稼ぎましたよね?じゃあ税金はこれくらいね」って計算し直してくれるんです。
でもここで重要なのが、控除!
控除を申請しないと、払いすぎた税金が戻ってこないんですよ。これ、言い換えると、もらえるお金を自分から捨ててるようなもん。ね、もったいないでしょ?
2. 年末調整で損しない3つのポイント
ポイント1: 書類を絶対に出すべし!
「いや~忙しいし、出さなくてもいいか~」って?ダメよ〜だめだめっ(古っ)
特に重要なのが以下の書類:
• 保険料控除証明書(生命保険・地震保険など)
• 扶養控除申告書(扶養している家族がいる場合)
これ、出さないと控除が受けられずに税金が高くなります。もうね、会社の人事部に「この人、何やってんの?」って思われちゃいまから。まぁ、何思われてもいいけどお金で損するのはイヤよね?
ポイント2: 控除をフル活用すべし!
年末調整で使える控除、ちゃんと知ってますか?これ使わないと損しますよ。主な控除はこちら:
• 生命保険料控除:生命保険や個人年金保険を払ってる人向け。
• 地震保険料控除:地震保険に入ってる人向け。五万円までです。
• 配偶者控除・扶養控除:家族を養っている人向け。
例えば、生命保険料控除を申請するだけで、所得税が何千円、何万円も軽くなることがあるんですよ。これ、やらない手はないでしょ?
ポイント3: ミスに注意すべし!
年末調整って、意外とミスが多いんです。代表的なミスを紹介します:
• 書類の記入漏れ(特に「配偶者の年収」とか)
• 保険料控除証明書の添付忘れ
• 扶養控除対象者の誤記入
ミスがあると、会社から「修正してください」って戻されます。忙しい年末にそんなの嫌ですよね。最初から丁寧に書いておきましょう!
3. 年末調整を完璧にする3ステップ
ステップ1: 必要な書類を確認!
まずは、以下の書類を揃えましょう:
• 会社から配布される「扶養控除等申告書」
• 保険会社から送られてくる控除証明書
ステップ2: 書類を正しく記入!
ミスをしないために、書類はじっくり確認しながら記入しましょう。「扶養控除」と「保険料控除」、特にこの2つがポイントです。
ステップ3: 提出期限を守る!
年末調整は基本的に12月中に完了します。提出期限を過ぎたら、もうアウト!後で確定申告が必要になるので、早めに対応しましょう。
4. 年末調整の注意点をもうひとつ!
ちょっと余談ですが、「副業してる人」は確定申告が必要ですよ。収入額にもよりますが(所得20万円以上)。
副業収入は本業の会社での年末調整の対象にはなりません。副業の収入を申告し忘れてると後でペナルティを食らう可能性がありますし、会社にバレない範囲でしっかり対応しといてください。
ちなみに、住民税は普通徴収を選択することをおすすめします。(会社にバレたくないなら)
まとめ:年末調整で損しない秘訣
• 書類を出す!
• 控除をフル活用する!
• ミスをしない!
全部当たり前に聞こえるかもしれんが意外とむずい!ですが、これさえ押さえておけば、年末調整で損することはありません。ゆっくり年末年始休めますね。
ぜひ今年の年末調整、完璧に仕上げてみてください!
ではでは、税理士 坂井でした〜
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